ミュージカル

ミュージカルは映画でも好きですが、初めてミュージカルの舞台を見た時は、凄く感動しました。   
その迫力は実際に見た方でないと理解できないかもしれません。                     
ここでは、主に舞台を映画も含めてミュージカルの名作を紹介していきたいと思います。  


1.ミュージカルとの係わり

  今から思えばかなり小さい頃からミュージカルナンバーが身近に有ったのだと思います。ブロードウェイミュージカルを翻訳した舞台が
  多く行われるようになり、テレビの歌番組でもミュージカルのスタンダードナンバーがよく歌われていました。「運が良けりゃ」などは
  ミュージカル「マイ・フェア・レディ」を知る前から聞き知っていました。

  本格的に興味を持ち始めたのは高校に入ってからになります。きっかけは2つあり、ひとつは学校で映画の割引券を貰うことが多くなり
  映画へ行くようになったのですが、最初に見たのが「サウンド・オブ・ミュージック」でした。映画としてすごく感動したのですが、特に歌と
  音楽が最高でした。

  もうひとつのきっかけは、この頃はラジオでFMを良く聴いていて映画音楽をエアチェックしたりしていたのですが、ある時NHKFMの
  「ミュージカルへの招待」で映画のサウンドトラック版の「マイ・フェア・レディ」を紹介していて、聴いて驚きました。ストーリーも初めて
  そこで知ったのですが、知っている歌が幾つかあったのです。「運が良けりゃ」「踊り明かそう」は勿論、「素敵じゃない?」も知っていました。
  思い起こせば、小学生の時テレビの「ママと遊ぼうピンポンパン」で確かに聴いていました。
  (ピンポンパンでは「キャンディマン」も有ったりと意外にすごい子供番組だったんですね)
  それ以来、「ミュージカルへの招待」をエアチェックしながらずっと聴いていました。かなりマイナーなものから有名なものまで有り
  すごく勉強になりました。

  それからは映画を見る本数が増えると共に、ミュージカル映画も見る機会が増えました。「メリー・ポピンズ」「マイ・フェア・レディ」は
  何度も見、他にも「チキ・チキ・バン・バン」「シンデレラ」等も見ました。
  ある時、新聞に「ラ・マンチャの男」の舞台が有ると載っていて、行きたいと思ったのですが場所は東京の帝劇で、当時は京都に
  住んでいたので、お金も掛かるからと諦めかけたのですが、なんと両親が出してくれチケットも手配してくれました。東京の親戚に
  劇場まで連れていってもらい、無事に見る事ができました。これがまた、すごい感動で涙ボロボロでした。

  社会人になってからは主に関西の舞台のミュージカルを観ることが増えました。まだまだ新しいものも増えており楽しみです。



今までに見たミュージカルです。 レヴュー(解説)は少しずつ行います。

< 舞 台 >
タイトル 劇団・主催者 主演 レヴュー
ラ・マンチャの男   東宝 松本幸四郎 私が初めて舞台で見たミュージカルです。 実は東京の帝国劇場まで見に行きました。
その頃はまだ市川染五郎の名前でした。でも、凄い感動しました。音楽も良いし
アンコールでは英語で「見果てぬ夢」えお歌ってくれました。東京まで見に行った甲斐
が充分にありました。
お話としては、作家のセルバンテス自身が、ドン・キホーテことアロンソ・キハーノを
演じるという劇中劇の入れ子構造になっています。役者でもあるセルバンテスが歌の
イントロ部分でドン・キホーテに早変わりも見物です。
歌も皆、名曲ですがやはり「見果てぬ夢」は最高です。挫けそうになった時に聴くと
とても励まされ元気がでますよ。 CDで入手できるのは、ブロードウエイ版のもの
ですが、日本版も出たら良いなあと思います。
近くで上演される事があれば、ぜひ見てください。
もう、感動で泣けてきます。 何度見ても良いです。
マイ・フェア・レディ 東宝 大地真央 オードリーヘップバーン主演の映画でも有名なミュージカルです。
基本的にはシンデレラ・ストーリーなのですが、言葉(基本的に英語なのですが)に
よる階級の差や教育の問題等、深いものも持ってはいますが、ヒロインのイライザが
花売り娘からレディに成っていく過程がすごく楽しいです。 出来れば、原語での意味を
理解しておくと面白さが増します。単純に翻訳するのは難しい(と言うか無理な)もの
ですが、日本語でも意味が伝わるように、翻訳に努力の跡があります。
最初に見た舞台のイライザは栗原小巻さんでした。ヒギンズ教授を始め他のキャストは
色々な方が演じておられ、それぞれ違っていて面白いです。
CATS(キャッツ) 劇団四季 劇団四季の名を広めた画期的なミュージカルでした。専用の劇場を作ったりロングラン
の公演をしたりして現在の公演の形を作りましたね。 大阪の最初の公演を見たのですが
(チケット入手は苦労しました)その、楽しさ・面白さにショックを受けました。
本格的な踊り・歌、本物の舞台を見たような気がしました。
T・S・エリオットの詩集が元になっていて、それぞれの猫の詩に曲が付いて、さらに
素晴らしい踊りも付いています。 何度見ても飽きませんし、ロングランなので何度も
見るチャンスがあります。 キャストも変わったりしますので、違いを見たりして面白い
ですね。2001年3月には大阪では3度目になるロングラン公演が行われますので
ぜひ、この機会に見に行っては如何でしょうか?
屋根の上のバイオリン弾き 東宝 森繁久彌
レ・ミゼラブル 東宝 鹿賀丈史
滝田栄
サウンド・オブ・ミュージック 東宝
ビクター・ビクトリア 東宝 松阪慶子
スウィート・チャリティ 東宝 MIE
ハウ・トウ・サクシード 東宝 高嶋政伸
オペラ座の怪人 劇団四季
コーラスライン 劇団四季
美女と野獣 劇団四季
エビータ 劇団四季
ジーザス・クライスト
スーパースター
劇団四季
夢から醒めた夢 劇団四季
クレイジー・フォー・ユー 劇団四季
赤毛のアン 劇団四季
< 映 画 >
タイトル 主演 レヴュー
マイ・フェア・レディ オードリー・ヘップバーン
レックス・ハリスン
メリー・ポピンズ ジュリー・アンドリュース
サウンド・オブ・ミュージック ジュリー・アンドリュース
ビクター・ビクトリア ジュリー・アンドリュース
チキ・チキ・バン・バン ディック・ヴァン・ダイク
ラ・マンチャの男 ピーター・オトゥール
ソフィア・ローレン
王様と私 ユル・ブリンナー
雨に唄えば ジーン・ケリー
巴里のアメリカ人 ジーン・ケリー
パリの恋人 オードリー・ヘップバーン
フレッド・アステア
ドリトル先生不思議な旅 レックス・ハリスン
オズの魔法使 ジュディ・ガーランド
ウエスト・サイド物語 ナタリー・ウッド
ジョージ・チャキリス
シェルブールの雨傘 カトリーヌ・ドヌーブ
星の王子さま リチャード・カイリー
ボブ・フォッシー
シンデレラ