日本SF大会
年に1度SFファン達が集い、楽しむお祭りの様な催しです。
主催するのもSFファsンだし、参加するのもSFファンです。
ゲストには作家(SF以外も)、翻訳家、イラストレーター、漫画家、評論家、クリエイター等
ありとあらゆるSF関連分野から招待し、パネルディスカッションや創作か翻訳の講座
趣味の話まで、身近に触れあえます。
ちょっとでも興味がある方はぜひ一度参加してみては?
きっとハマって抜けられなくなりますよ(笑)
以前の大会(20世紀)
大会名称 | 開催地 | 公式(関連)ホームページ | 備 考 | ||
1986年 | 第25回 | DAICON 5 | 大阪府 | 初参加(日帰り) | |
1987年 | 第26回 | URACON '87 | 石川県(山中温泉) | リゾートコン | |
1988年 | 第27回 | MIG-CON | 群馬県(水上温泉) | リゾートコン | |
1989年 | 第28回 | DAINACON EX | 愛知県 | リゾートコン | |
1990年 | 第29回 | TOKON 9 | 東京都・浅草 | ||
1991年 | 第30回 | I-Con | 石川県・金沢市 | ||
1992年 | 第31回 | HAMACON | 神奈川県・横浜市 | ||
1993年 | 第32回 | DAICON 6 | 大阪府・大阪市 | 日帰り | |
1994年 | 第33回 | RYUCON | 沖縄県 | 参加せず | |
1995年 | 第34回 | HAMANACON | 静岡県・浜松市 | ||
1996年 | 第35回 | KOKURANOMICON | 福岡県・北九州市小倉 | ||
1997年 | 第36回 | AKICON | 広島県・広島市 | ||
1998年 | 第37回 | CAPRICON 1 | 愛知県・名古屋市 | ||
1999年 | 第38回 | YANECON | 長野県 | リゾートコン | |
2000年 | 第39回 | Zero-CON | 神奈川県・横浜市 | ||
2001年 | 第40回 | SF2001 | 千葉県 幕張メッセ国際会議場 | ||
2002年 | 第41回 | ゆ〜こん | 島根県 玉造温泉 | http://www.u-con.org/ | 参加せず |
2003年 | 第42回 | T−CON2003 | 栃木県 塩原温泉 | 参加せず | |
2004年 | 第43回 | G−CON | 岐阜県 長良川国際会議場 | 参加せず | |
2005年 | 第44回 | HAMACON2 | 神奈川県 パシフィコ横浜 | http://www.hamacon2.com/index.html | 参加せず |
2006年 | 第45回 | みちのくSF祭 ずんこん | 宮城県 松島 ホテル壮観 | 参加せず | |
2007年 | 第46回 | 第65回世界SF大会 Nippon2007との合同開催 | 神奈川県 パシフィコ横浜 | 参加せず | |
2008年 | 第47回 | DAICON7 | 大阪府岸和田市 浪切ホール |
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2009年 | 第48回 | T-con2009 とちぎSFファン合宿 |
栃木県 ホテルニュー塩原 |
参加せず | |
2010年 | 第49回 | TOKON10 | 東京都江戸川区 タワーホール船堀 |
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2011年 | 第50回 | ドンブラコンL | 静岡県 グランシップ |
第40回大会(SF2001)アフターレポート(兼日記)
8月17日(金)大会前日
家に帰る前に2Lのペットボトル2本、バナナ4房、ジャガリコ2個をダイエーで買って帰る。大会会場での飲料・食料である。
開場の幕張メッセには昔、ビジネスショウで行っただけなので食料がどんな形で入手出来るか、また価格も未確認なので
持っていく為に準備するものである。帰ってからビデオのバッテリーを充電しながら荷物を作る。夏場で汗をかきそうなので
シャツの替えを多い目に持っていく。翌日は4時起き予定なので早い目に寝るようにする。
8月18日(土)大会初日
朝は3時頃には目が覚めたが4時頃まで大人しくしている。シャワーを浴びてハム付きトーストと牛乳で朝食を取り、予定通り
5時10分に家を出て阪神甲子園駅へ。5時24分の各駅停車(この時間にはこれしか無い)に乗って梅田まで出る。途中、腹の
具合が悪くなったが新大阪まで我慢することに。JR大阪駅から新大阪へ。着いたのが6時過ぎで6時18分発のひかりには充分
間に合った。新幹線の中ではCDを聞きながら眠ったりしていた。9時17分に着き、急いで京葉線ホームへ。9時22分の快速は
目の前でドアが閉まってしまった。次の41分の快速に乗ることに。結構、混んでいた。舞浜で(東京ディズニーランドで)減るかと
思ったが、混んだままだった。まあ、座れたから良いけど。で、海浜幕張駅で沢山の人が降りたがSF大会参加者じゃ無さそうな
若い人が多かった。駅から幕張メッセまでも多く途中にダフ屋も出ていた。どうもコンサートが有るらしい。
10時20分まあ何とか無事に着いたのは良いが、オープニングは既に
終わってしまっていた。一応、ホールに入ってみると、小松左京・高千穂
遥・鹿野司の3氏の共著である「教養」についての講演であった。
真面目な話で、環境問題(京都議定書等)の事も出ていてゆっくり聞いて
居たかったのだが、小松さんの昔話が始まったのを機に出てきてしまった。
とにかくプログラムを読みタイムテーブルを見て予定を立て直さないと。
会議場とSF広場(写真はその一部)を行き来して状況を確認する。また
「時刊新聞」でオープニングアニメが間に合わなかったことを知って少し
ほっとした。そう、これが見たかったのだ。伝説のDAICONVとWの
オープニングアニメはすごく良かったので期待していたのである。
もう時間も12時近くなってきたのでバナナと東京駅で買ったおにぎりを
食べて行動計画を練った。
まずは「スタートレックの部屋」へ。スタートレックそのものでは無いが
アメリカのSF系TV事情をビデオ上映も行って解説してもらった。最後には
「スタートレック・ヴォイジャー」の最終回の一部を上映して、また小説版の
翻訳も角川スニーカー文庫で再スタートする情報も貴重だった。結構、嬉しい。次に「復活!少年ドラマシリーズの部屋」へ行く。
「謎の転校生」や「幕末未来人」等、いくつもの少年ドラマの原作者である眉村卓さん、同じくそれらに出演した星野利晴さんたちが
ゲストで池田憲章さんが司会を務めておられた。当時のSF事情や、少年ドラマのキャスティングの話、原作とドラマの違い、SFでも
対象年齢によっての違いなど興味が持てるお話だった。 その後は「SF広場」へ行き、ディーラーズを見たり「クイズ大会」への
参加をした。このクイズはSF関係の3択または4択のもので適当な人数まで残った人達
に商品をプレゼントすると言う企画である。結局、私は何も貰えなくて悔しかった。 どうも
自分でも詰めが甘いようだ。良いところまでいっているのだが迷いと深読みでダメだった。
問題として面白かったのが「星新一問題」だった。星新一さんの作品から出されるのだが
ある作品(ショートショート)の主人公がエヌ氏、エス氏、エム氏、エル氏の誰か?と言う
様にほとんど感のみの世界で、人数減らしに使われていた。流石に最初から知っている
人は居ないようだった。 クイズの時間も終わりになってきたので「会議場」へ戻り、コンベン
ションホールで「仮面ライダークウガ」の部屋へ。プロデューサー、脚本家、文芸担当の
方たちの裏話が聞けた。映画化の話も聞けたし最後には鋭い質問にも答えてもらって
なかなか価値が有った。その後、軽い食事をしてから、いよいよ待っていた「トンデモ本
大賞」へ。やはり人気のある企画なので参加者が多かった。出演は山本弘会長以下
唐沢俊一さんらおなじみの面々である。志水一夫さんも久々に見たし(笑) ゲストも
例年より多かったと思う。オープニングが面白かった。「とっとこハム太郎」の主題歌の
バックに映画「2001年宇宙の旅」の映像が流れ、すごく合っていて爆笑を誘っていた。
確かに宇宙船や宇宙ステーションみたいに「回る」シーンが多いからねえ。これも例年の
楽しみだが、やっぱり本編が良い。山本会長がノミネート作品を紹介していき、他の会員
とフリートークするのが面白い。実際に作品を読んでいるのが山本会長だけらしいのだが
みんなのコメントが鋭かったりバカバカしかったりして非常に楽しい。いつもどんなことを
しているかを知りたい方は「と学会」が書いている「トンデモ本の世界」他の本を読むと
良い。でもSF大会でナマで聞くのが一番面白い。本に出来ないような事まで話されて
いるからね。また、ここでの参加者には大賞を選ぶ為の投票の権利を持つことが出来る。一通りの作品紹介が終わると休憩
時間が設けられ、その間に回収される。私はそこで投票した後で、外に出ることにする。この日の「会議場」での企画はこの時
間帯で終了 するので、「SF広場」へ。汗をかいていたのでトイレでシャツを替える。 やっぱり着替えは必要だと思った。
しばらくはのんびりとしていた。
「時刊新聞」で翌日の目当てだった「もっともすごい科学で守ります」
の長谷川裕一さんが病気で来られないとの記事を読み、思い切って
それは見ないでおこうと思った。一時はそのまま帰っても良いかなあ
と思ったが、東京に寄る予定もあったし久し振りに徹夜の雰囲気も
良いかなあと思って翌日に早く帰ることにした。で、時間をつぶすのに
(と言っては失礼なのだが)「アニソン1000曲メドレー」に参加する。
今までの大会でも何度か参加したが、みんなで歌うのが気持ち良い。
アニソンのみではなく特撮系もあり古い物から新しい物まである。
そりゃあ1000曲も大変だもんね。だいたい午後8時頃から始まり
ずっと歌ったり聞いたりしていたが、自分で歌えるのが約30%くらい
だろう。やっぱり古い物が多いかなあ。結局、午前2時頃まで付き
合ったが流石に眠気には耐えられなくて、たたみのあるスペースまで
移動し、横になった。周りには眠っている人も居たが半分以上は起き
ていて、みんな元気そうだった(若いなあ)。スクリーンでは「愛国戦隊
大日本」とそれにインスパイアされてフランス人が製作した「フランス
ファイブ」を見ながら眠ってしまっていた。
8月19日(日)大会2日目
気が付くと(目が覚めると)午前5時過ぎであった。なんだか普段とあまり変わらないようだ。午前6時30分にはラジオ体操
(懐かしい)が始まるのでそれまではゆっくり横になっている。ところで「アニソン 1000曲メドレー」はまだ続いていた。
ラジオ体操は本当にラジオの 放送をスピーカーに出すので時間
厳守であった。久し振りではあるが子供の頃、夏休みに毎日行って
いたのが体に染みついていたのか スムーズに体操が出来た。
その後でエアロビクスのインストラクターの方が前に出てきて、いき
なりエアロビ(と言っても初心者用みたいだが)が始まった。
何とか体を動かすが流石にきつかった。汗だらけになるし辛いなあ。
直ぐにトイレで着替える。着替えがあって良かったと再度、実感した。
朝7時30分からは「ガオレンジャー」「仮面ライダーアギト」を大スク
リーンで見られると言うので、その場所で待っているといきなり映画版
「セーラームーンR」の画像が写っていたがナレーションが何か変だと
思ったら「アルマゲドン」のナレーションだった。その映画のプロデュー
サーの幾原さんも見ていて受けていた。さらに変な画像が続き、よく
見てみると、昔の「マッドテープ」の映像版であった。訳有ってあまり
詳しい事は書けないが、見る機会があれば是非見て欲しい。もう
大爆笑だから。元ネタが分かっているともっと面白いが知らなくても
見るだけで笑える物も多いから。 その後で「ニャンダー仮面」と
「ガオレンジャー」を見たが「アギト」は時間切れで上映(放送)しなかったのが残念。実は関東ではその日に放送していたの
であるが「アギト」だけは高校野の放送の為に関西では「アギト」の放送日が変わっていたのである。実際、替わった日には
見られなかった。残念である。 それはともあれ、そこまでで会場を出て帰ることにした。エンディングまで待っていては遅くなるし
秋葉原にも寄りたかったしね。駅までの道のりも例の「コンサート」を見に来た客が多かった様であった。
実際、秋葉原には寄ったが結構早く家に帰ることができた。ようやくアフターレポートが完成。
来年以降は費用的なものと定員が少ないので参加するかは未定である。
開催日 | 通称 | 開催地 | 情報(ホームページ) | |
第44回 | 2005年7月16日・17日 | HAMACON2 | 神奈川県 パシフィコ横浜 | http://www.hamacon2.com/index.html |
第45回 | 2006年7月7日〜9日 | みちのくSF祭 ずんこん | 宮城県 松島 ホテル壮観 | |
第46回 | 2007年8月30日〜9月3日 | Nippon2007 | 神奈川県 パシフィコ横浜 | |
第47回 | 2008年8月23日〜24日 | DAICON7 | 大阪府岸和田市 浪切ホール | |
第48回 | 2009年7月4日〜5日 | T-con2009 | 栃木県 塩原温泉 ホテルニュー塩原 | |
第49回 | 2010年8月7日〜8日 | TOKON10 | 東京都江戸川区 タワーホール船堀 | |
第50回 | 2011年9月3日〜4日 | ドンブラコンL | 静岡県 コンベンションアーツセンター「グランシップ」 | |